『ジュエルっ子プロジェクト』プロジェクトの歩み

このページは、2016年6月~7月にFAAVO滋賀で達成したクラウドファンディングを元に編集しています。

 

全記事はこちら(FAAVO by CAMPFIRE)でご覧いただけます。

(一部リンクは古くなっておりますので、ご不明点等は下のお問合せフォームからお寄せくださいませ)


まずは絵本「ジュエルっ子物語」をたくさんの人に知ってもらおうキャンペーン

2016/06/17 23:31

 犬飼です。

まだ、全く無名の、知る人しか知らない絵本「ジュエルっ子物語」。

「興味のある方、声かけてください」と、言ってきましたが、そうではないことに気づきました!

応援したい、支援したい、という前に、やっぱりたくさんの人に、まずは知ってもらうことから始めようと、

絵本持ち歩き作戦開始です。

 

 

今日は、もう3年くらい習っているリコーダーアンサンブルのグループ「ぴぱ」のレッスン日。

レッスン後にメンバーの前でジュエルっ子物語を読ませていただきました。

私たちの先生でもある、リコーダー奏者、迫田浩一さん(バンダナの方)には、以前この朗読に即興で音楽をつけていただいたことがあります。

実は朗読が終わって撮影する前にメンバーがひとり帰っちゃったので、残っているメンバーだけで、撮影

好きなページを開いてください、とお願いしたら、このページを開いてくださいました。

このほか、この会場を貸してくださっている、NPO子育て研究会のスタッフの皆さんとの、ランチタイムでも、読ませていただきました。総勢8名!

みんな椅子の位置を変えてまで、しっかりと見てくださいました。

この豪華なランチは、迫田シェフの料理!

この中で話題に出たことは、

別に支援とか理解とかを求めていない人もいるんじゃないか。

自分は感想とかも、わざわざ人と話すより、自分の中で思っていたい。

 

という意見。

 

そうなんです。問題との向き合い方。それ以前に、そのことを問題にするかしないかの判断は、自分でするもの。だから私たちは、「カウンセリングルーム」でも「相談窓口」でもなく、その"場"作りに、「原画展」という名前をつけたんです。なんとなく絵に惹かれて見に来る人や、私やアキさんの友達だから見に来た人、観光のついでに立ち寄った人、問題を抱えて来た人、助けが欲しい人、そういうんじゃなくて自分を隠さずにスウィーツやファッションの雑談をただただ したいだけの人、LGBTのことが知りたい人、支援をしたいと思っている人、色んなスタンスの人がふらりと寄って、対話の方法を選べる場所。

実際に、2月に開催した「ジュエルっ子物語 絵本原画展」の時は、雑談から込み入った話まで、また、見て何も言わず帰る人も、いろいろな方がいました。

その中で、最終日のアフタートークまで残った方は、それぞれの立場から、代表して意見を言ってくれた方が多かった気がします。その中で、支援者側と当事者側の「サポート」の感覚のズレや、「過剰な反応でなくそっとしておいてほしい」という思い、などが交わされたり、それとは全く関係ない、雑談で盛り上がったり、優しくゆるやかな時間の中で、一人一人を尊重する交流が持てたように感じます。

 

さらに、今日は午後から、お世話になっている不動産屋さんへ。

そこの社長さんは、舞踏の山海塾が好きだったり、アートが好きで、アートスペースを管理していらっしゃることもあり、絵本や、私のパフォーマンス写真を見てもらいに行きました。

マンツーマンで、社長室で、社長に朗読。緊張!!

活動内容に興味をもって話を聞いていただき、その後、不動産屋さんのスタッフさんたちにも、紹介してくださり、オフィスで朗読。緊張〜〜〜。

そこでは、知り合いの不登校の子の話から、フリースクールを教えてもらったり、学校の保健室に行ってみれば?とアドヴァイスをいただいたり、単純に絵を褒めてもらったり(←私にとって一番嬉しい)。

 

 

さすがにお仕事中だったので、写真撮影は遠慮いたしましたが。。。。

 

 

100人に出会って、興味持ってくれる人が半分くらいいて、応援してくれる人がその半分で、さらに支援の手続きをしてくれる人がその半分、そう考えると、

まずはこうして、少しでも多くの人に、絵本ジュエルっ子物語の存在を知っていただけるといいなと思います。

 

明日も絵本持って動きます!読みますよ〜〜〜〜。

(注意:普段は濱田アキさんが朗読してます。只今、キャンペーン期間中につき、犬飼が読んでます!!!!緊張するから、BGMつけようかなぁ〜。)

みなさん宜しくお願いします!

 


「対話型原画展」という名の「場」つくり

2016/06/23 23:27

犬飼です。

 

昨日、守山市の障害福祉課へ行って、お話を聞いてもらいました。

その中で、たくさんの色々な事情の方の話を聞いてきた窓口の方が、「対話型原画展」というきっかけの作り方が秀逸だと、感心してくれました。

自分の問題が明らかにわかっている人には、ちゃんと窓口がある。

でも、自分がなぜこんなに生きづらいのかわからない人にとっては、どこに相談すればいいのか、そもそも、相談していいのか、生きづらいのは自分のせいなのか、まさに、主人公アキのような答え探し(いやもしかしたら問題探し?)状態の中にいる。

そういう人がいける場として「原画展」というのは、すごく気楽なスタイルに思う。

さらに話したくなったら話を聞いてくれる人もいる。なんなら、イベントの日に来て、アフタートークで交流を持つこともできる。

いきなり自助グループに行くには、勇気も理由もいる。

 

でも、そんなの何もなくても、展覧会には行ける。ここには、いろんなフリをして行けるのだ。

LGBTじゃなくても、問題を抱えてなくても、ひとりぼっちじゃなくても、絵が見たいだけの人もOKの場所だから。

 

この写真は、絵本を朗読するアキさんと、それを横に並んで聞くお客さんたち。【左写真】

まるでお母さんに絵本を読んでもらっている子どもみたい。

で、注目すべきは、奥に立っている人。お話の進行に合わせて、一歩づつ進み、絵本をめくるのではなく自分で歩いて絵を見て行っている。その方が一人で世界に入り込めるそうだ。

そう、朗読の聞き方も、絵の見方も、なんでも自分の気持ちに合った方法を選べる。

実は、この展覧会では、絵の下に、元になっている「アキさんの絵本の文章」と、私が絵を描いてから、その絵から浮かんだ私の言葉で「タイトル」が書いてある。このコラボレーションが読めるのは、原画展だけ!

 

そしてその夜、今日こんな話をしたよ、とアキさんとLINEで話していて、彼女が言った言葉がとても心に響いた。

「私はただ、対話がしたかった。対話ができる場って私あまりなかったから。」

 

なんだかその一言が、もう、すべての答えのような気がして。今でも響いている。

(これで絵が1枚描けそうなくらい!)

 

多分私も、そう思っていた事があるから。

 

「会話」と違って「対話」は、お互い向き合って話す事。身体だけじゃなくて、心が。

心が向き合える場所って、必ずしも、秘密をうち明ける場所とは限らない。

 

支援とか、問題解決じゃなくて、おそらく多くの人(マイノリティとかマジョリティとか関係なく)が求めているのは、「対話」なんじゃないかな?

なんて、市の職員さんと話し、アキさんと話し、さらに強く実感しました。

 

最後になりましたが、とても、興味を持って長い時間かけて、話を聞いてくれた、

守山市の障害福祉課の窓口のお姉さん。【右写真】

好きなページはこのページ!だそうです。ありがとうございました!!!!!


どうしてクラウドファンディングなの?

2016/07/08 01:21

こんにちは。犬飼です。

先日「絵本ジュエルっ子物語 対話型原画展」を開催した出会いの広場では、常に「ジュエルっ子物語」が読める状態になっています。お手にとってご覧になりたい方はぜひお越しください。

ここ↓

http://shinshinren.or.jp/deainohiroba/

 

クラウドファンディングの支援の仕方、Webへの登録の仕方、また、クレジットカードの登録が不安な方のための、私たちの代理決済の方法など、9日(土)、13日(水)、14日(木)なら私がいますので、ご説明します!10:00〜18:00にあいてます。

 

(注意:土曜日の13:00〜16:00ごろまで席を外していますのでそれ以外でお願いします)

 

私たちがクラウドファンディングを始めてから、何度も聞かれるのが、「どうして、普通の寄付じゃなくて、クラウドファンディングにしたの?」という質問です。

 

きっかけは、経済的に活動が困難になりかけていた私たちに、前回の対話型原画展を見た人が、クラウドファンディングを紹介してくれたことにありますが、「知り合い」や「仲間」だけでなく、「一般的」にこの活動を伝えるために、いろんな言葉で考えたり、自分たちのやっていることを整理し直したりする中で、見えてきたことが色々あります。

 

直前の打ち合わせの時だったか、アキさんが、言いました。

「この活動、私たちがやりたいだけなのか、それともちゃんと社会にニーズがあるのか、確かめたい。」

まさに、それ!

 

クラウドファンディング期間に入ってから、私たちは二手に分かれて、いろんな人に会いに行きました。

ネット上だけの告知でなく、実際に、絵本を持って会いに行ったのです。

 

前から、応援してくれている友達や、仕事仲間、アーティストたち、とは違うジャンルの人、今まで、こういう話をしてこなかった人にの所へ、というのが、私たちの密かな目標でした。

 

その結果、新しく出会ったいろんな人が、支持してくれたり、興味を持ってくれたり、今後の展開を一緒に考えてくれたりしました。

 

わざわざ社内で時間をとって、絵本を読ませてくれた会社もあります。

 

その中で出てくる様々な、エピソード。

実は友人にセクシャルマイノリティの子がいたとか、お子さんが学校に行ってなくて困っているママ友がいる、とか、密かに自分もそういう活動をしている、とか、実際に相談員さんや、公の施設から問い合わせがあったり、この1ヶ月、本当に色々な事がありました。

 

取材も来ました。

 

この対話の場を本当に必要としている人が、どういう状況を望んでいるのか、外側から見ている人が、どんなストーリーを期待しているのか、私たちが本当に届けたいところはどこなのか、どうやって動けば、一番そこに届く動き方ができるのか、どんな形の活動支援を受けるのがベストなのか、本当に、たくさん、勉強になっています。

 

全てがお金の支援に結びついたわけではないけれど、クラウドファンディングをやらなきゃ出会わなかった人、広がらなかったこと、がたくさんあります。

 

もう、それだけで満足、と思いかけたところ、

 

昨日、前から応援してくださっている方が、

「こういう活動は絶対に、失敗しちゃダメなんだ。大切なことなんだ。何としてでも達成しよう!」

と気合を入れに来てくださいました。

 

カウントダウン始まりました。

 

私たちまだあきらめていません。

なぜかハンマー持ってキメポーーズ!笑【左写真】

 

 (ちなみに後ろに見えるのは、私が引きこもっていた時に書いた53日分の日記がプリントされたドレス。

パフォーマンスで着て、世界中の人に、その53日間を見せています)

 

すでに、私たちは、その先に向かっています。

先ほど、リターン品のクリアファイルのデザインも決まりました【右写真】

100%を上回った場合、絵本の印刷できる冊数を増やせるかもしれません。

この活動を通して、絵本出版の業界の人に話を聞けたり、印刷に詳しい人に話を聞けたりして、より現実的にその先を想像できるようになってきました。

 

このプロジェクトを呼んでくれる先も受け付けています。

 

必要な人のところへ伺います。そういう活動です。

答えのない私のまま、表現を見たり、表現したり、して、

心のほわっと温かくなる体験を、一緒にしましょう


ラストスパート!まだまだ読むよ!

2016/07/11 00:24

こんにちは。犬飼です。

 

ジュエルっ子物語の絵本は、2014年に、「おてらハプン!」という、私の所属する、モファというグループが企画しているアートイベントの中で初めてお披露目されました。【左写真】

 

この年の「第7回おてらハプン!」のサブタイトルは、「レインボウ」。【中央写真】

 

7回目だから7色でレインボウっていう発想でしたか、実は、裏テーマにLGBTの問題を扱いたいというのがありました。

 

そういうテーマに向き合ってくれるアーティストを集め、カミングアウトをしている当事者さんにリサーチに行ったり、かかわってもらったりして、何度もミーティングを重ねる中で、やはり、カミングアウトをしても、しなくても、安心して、自分らしさを解放できる、アート空間をつくる。というコンセプトで行いました。

 

なので、そこに至るまでのミーティングでは、あんなにLGBTについて語り合ったのに、イベント当日は、全く、LGBT感ありません。

 

このイベントが成功だったのか、失敗だったのかを、

例えば、当事者が何人来て、カミングアウトしているのがそのうち何名で、などというデータをとって評価するのは、ナンセンスです。

 

もちろんモファは、そんなデータとっていません。

 

来場者がどんな立場の人であるかは、知りません。ただ、みんなが、自分らしさを楽しんだ表現をワークショップで体験できること。

 

展示作品をゆっくり見て、何かを感じられる時間を作ることのみに、力を注ぎました。

 

来場者はみんな、楽しんで行ってくれたと思います。

 

本日、そんなイベントを一緒に作ってくれたメンバーとの、集まりがあったので、ジュエルっ子物語の朗読をしてきました。【右写真】

 

実は、2014年に発表した状態より、2016年版は、絵が倍くらいに増えています。なので、初めて見る絵もあるのです。

 

朗読の後、ボランティアで関わってくれている子が、

「なんとなくフラッと参加してこのモファのボランティアになったけど、こういう打ち上げの場や、ミーティングで、マイノリティの方達のナマの声や、支援の現場での話を聞いて、その後、社会の中でそういう人に出会ったときに、役立っている。全然、そういう世界を知らないと、どうしていいかわからずに、自分もパニクるし、相手の事も傷つけるかもしれないけど、自然でいいんだ、と思う。」

と話してくれた。

 

ジュエルっ子物語の朗読を、色んな所でする事で、きっかけがなきゃしない「そういう話」をできる場が作れる事は、ちょっと、興味深い。

 

今日のように、カミングアウトしている当事者がいなくても、「ジュエルっ子物語」の中の、アキとタクが、私の声を借りて語ってくれる。

 

やっぱり、絵本がひとり歩きして、対話の場を作っていってくれる環境を作りたいなー。

 

先日のイベントでも、私とアキさんで、朗読の仕方が違うという話から、「この本をいろんな人が、いろんなふうに読むのを見てみたいから、ぜひ絵本にして、2人が行けない場所にも置いてほしい」と言ってくださった来場者さんがいました。

 

今の段階では、資金不足な私達の歩みはすごく遅い。なかなか絵本を大量に印刷するという所までたどり着かないけど、それでも、一歩一歩、進みます。

 

皆さん、応援してください!!


目標達成しました! 資金配分の葛藤のお話です。

2016/07/12 00:57

おめでとう!私たち。抱き合って喜ぶ2人...【左写真】

(本当は7/2『対話型原画展』の犬飼のパフォーマンスの写真です。この時は達成率50%ぐらいで、気持ちが折れそうな時期でした)

 

 

皆さま、ありがとうございます!

 

目標金額500,000円達成しました!

次の目標600,000円へ向かいます!

残り日数5日です。

 

 

濱田アキがお送りします。

 

次なる目標を掲げたところで、私たちのプロジェクトのわかりにくさに輪をかけている支援金の使途についてお話したいと思います。

 

 絵本プロジェクトなのに、なぜ資金全てを絵本印刷(又は自費出版)に使用しないのか 

・出版する前に、原画を使用して活動を始めてしまった

・活動し始めたら、原画を保護することが最優先となった

・長期的に考えて、絵本を必要とする人に確実に届ける方法を考えた

 

今回の50万円の内訳は、ほとんどが原画を保護するための額縁代です。

 

これについては、犬飼と私の間でも意見のすり合わせが必要でした。

 

絵本の価値を重視し、自費出版して流通に載せるのか

心を支援する活動の価値を重視し、私たちが動きやすいようにするのか

 

 結果、活動の価値重視で、ちょっぴり絵本印刷という資金配分となりました。

 

絵本の出版に関しては、『商業出版』を目指したい気持ちがありました。

 

それは、出版のプロ、何より絵本の営業のプロの力をお借りしたい。それが長い目で見て、絵本を必要とする方に確実に届ける方法だと思ったのです。

 

それは今も変わりません。

 

下記が公開している資金配分です。

 

 【500,000円の内訳】

・原画をデータ化する費用:16,000円

・原画の額縁資金:250,000円

・絵本印刷費用:100,000円

  (ア)国会図書館登録用

  (イ)草津市図書館に寄贈用

  (ウ)『対話型原画展』を開催した会場への足跡

  (エ)濱田・犬飼分の今後の営業用 等

・諸経費:134,000円

 

 支援金が50万円を超えましたら、絵本印刷に関わる資金に充てさせていただきます。

 

目標達成した今、絵本について改めて思うこと

チャレンジ期間中、絵本を持ち歩き、様々な方に朗読したり見ていただくうちに、この『ジュエルっ子物語』の力を再認識しました。

 

絵本とは、作者の元を離れて一人歩きして行くものなのですね。

 

今後の絵本の使い方は、『対話型原画展』を開催した会場に、ジュエルっ子の足跡として絵本を1冊ずつ献本するという予定にしています。

 

でも、絵本の力を再認識した今、絵本をもっと一人歩きさせることを考えてもいいのではないかと思っています。

 

例えば、『対話型原画展』を開催した会場に献本するなら、その地域の図書館にも同時に献本するというような。

 

残り5日間での新たな目標設定

目標達成をした今、後回しにしていた絵本印刷に焦点を当てようと思います。

 

現在の見積は、絵本印刷1冊につき約5,000円です(デザイン料が別途かかりますが、これは当初の50万円の資金に含まれています)。新たな支援金をいただければ印刷冊数を増やすことができます。

 

また、大切な印刷の色に関わる色校正費用にも充てさせていただこうと思います。(1回分の校正費用は50万円に含まれていますが、絵本印刷に詳しい方にうかがうと、たぶん1回の校正では終わらないだろうとのこと)

 

ようやく光が当たった絵本印刷。

 

残り期間、私たちはさらに走り続けます。

 

どうぞ引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

美也妃さんの原画の額縁がようやく...(感涙)

ところで、そのカナヅチ何すか...【中央写真】

活動を広げることも、絵本を出版することも、濱田はあきらめませんよっ【右写真】


進行状況と今後の予定。

2016/07/16 08:09

この色合い・この風合い、忠実に再現したい!
この色合い・この風合い、忠実に再現したい!

 

 現在の手作り絵本は、家庭用インクジェットプリンターでの出力です。

 

******

 

濱田アキがお送りします。

 

皆さま。

Next Gorlの 600,000円 も無事達成することができました。

たくさんのご支援、また、応援をありがとうございました。

 

ご支援は期間ギリギリまで受け付けております。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

 

目標金額(500,000円)を超えた金額の使いみち

達成率100%を超えてまでご支援いただけたのは、活動にご賛同いただいたことはもちろんのこと、やはり、『ジュエルっ子物語』が絵本になることを望んでくださるお声が多いからと認識しております。

 

おかげさまで、現在ご支援いただいている資金で、おそらく15~20冊ぐらいの絵本が印刷できそうです(進行途中でデータの確認等が起きた場合は費用が変動します。明確になり次第ご報告します)。

 

はっきりと費用をお伝えできなくて心苦しいのですが、当初の目標500,000円を超えた資金については、絵本印刷に関わる費用にのみ使用させていただきます。(私たちの活動費用には使用しません)

 

これからは、絵本・その他のリターン品作成の「進行状況」や「進行してない状況(これ、大事だと思いました)」もお知らせして行きたいと思います。

 

 

これからの予定

(1)原画をスキャニング→デジタルデータに

(2)絵本印刷発注

(3)絵本以外のリターン品発注

(4)(2)(3)のスケジュールを確認し『感謝の集い』の日程・会場を決定

(5)支援者様へリターン品発送

(6)『感謝の集い』開催

【(2)以降、同時進行で今回のメインテーマ額縁選定をする】

 

進行状況

現在(1)の検討中です。

当初は、なるべく安価に原画をスキャンし、そのデータで絵本印刷発注をかけるつもりでした。

 

しかしこの活動途中で、支援者様から、犬飼の原画はただ無頓着にスキャンしただけでは、あの美しくて複雑な色合いは再現できないのではないか、というお声をいただきました。

 

原画をなるべく原画のまま忠実に再現するために、検討すべきは

 

・スキャンか写真撮影か

・スキャンと絵本印刷を別々に発注するのはいかがなものか(やはり絵本印刷専門業者にスキャンも発注した方がいいのではないか)

 

という選択肢が現れて来ました。

 

現在この部分を決定するために、詳しい方の意見を聞いているところです。

 

皆さまに支援いただいた大切なお金を最大限活かすため、考え得る限りの検討をしたいと思います。

 

今後の進行状況も見守っていただけましたら幸いです。


念願の額縁購入!

2016/09/19 09:47

 皆さま、ご支援・応援をありがとうございます。

濱田がお送りします。

 

先日、私たちのクラウドファンディング最大の目的である『額縁』を購入させていただきました。

クラウドファンディングが終了し2か月を経て、私たちはようやく額縁屋さんに到達しました!

 

私たちは、ジュエルっ子に今後も末永くお力添えをいただけそうな業者様を探し求めています。

 

皆さまからご支援いただいた大切な資金を、その場限りではなく、先へ続く関係へ繋いで行きたいのです。

だから、「時間がかかったとしても、このスタート地点を慎重に進もうね」と話しています。

どうかご理解いただけましたら幸いです。

 

さて、念願の額縁です。

 

額縁は、展示品の見栄えを良くするのはもちろんですが、展示中や保管中の環境による劣化から絵を守るという大きな目的もあります。

 

今回の額縁屋さんは、絵のスキャニングで大変お世話になった株式会社ダイム様よりご紹介いただきました。

 

 ご紹介いただいたのは、京都市伏見区『丸栄ガクブチ』様です。

 『ジュエルっ子プロジェクト』。まさか伏見までご縁ができるとは【上段左写真】

 

いよいよです! 行きますよ、美也妃さんっっっ。【上段中央写真】

(犬飼が左脇に抱えるバッグには原画が入っています)

 

「語れば語るほど思い通りの作品に」とご紹介いただいた『丸栄ガクブチ』様。

 

絵本全体の雰囲気や今後の活動形態など、しっかり見て聴いてくださいました。嬉しい!!

 

私たちは、全国展開の活動を考えています。

そうすると、おそらく1~2年スパンの話ではないでしょう。数年~10年単位でのプロジェクトになるかも知れません。

 

また、展覧会会場は様々な場所を想定しなくてはいけません。

広いところ(『草津出会いのひろば』様は大変広いスペースでした)、逆に狭いスペース、壁は白いのか黒っぽいのか、または柄があるのか等々。

 

何より大切なのは、この原画たちは絵本であるということ。原画18点で1セットなのです。18点そろってまとまりがあり、絵やストーリーを楽しむお客様にそっと寄り添うようなさりげなさ。

 

そうすると、自ずと、シンプルであまり大きくなり過ぎないもの。持ち運びがなるべく軽いもの。なおかつ、絵を湿度や退色から守りたい。そして、額自体の手入れもラクなもの。

 

そうして・・・

 

ジャン!!

木のナチュラルな細枠。カワイイ!【上段右写真・下段左写真】

(まだ、マットをはめ込んでいないので、雰囲気だけですが)

 

絵の表面にかぶせる面材はアクリル。裏板はベニヤ。

これで、軽さとUV効果と調湿効果を兼ね備えます。

 

さらに、絵と裏板の間に中性紙を挟み、絵の劣化対策をしました。

 

絵のための、考え得る限りの対策をほどこすことができました。

 

皆さまのおかげです。本当にありがとうございました!!!

皆さまからご支援いただいだ資金です。ありがとうございました!!【下段右写真】

 

資金があることは本当にありがたいです。

 

私たち2人がこのように動いている間も、絵本プレス様では着々と絵本印刷の準備をしてくださっています。

 

またレポートさせていただきますね。

いつもお心をお寄せくださいましてありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。


『額縁』ができあがりました!

2016/11/10 04:22

 支援者の皆さま、応援くださっている皆さま、また偶然訪れてくださった方。

『ジュエルっ子プロジェクト』濱田アキです。

 

今日は改めて心からお礼を申し上げる日です!!

 

このプロジェクト最大の目的である『犬飼美也妃・原画18点の額縁』ができあがりました!

 

京都府伏見区の『丸栄ガクブチ』様、ありがとうございました

 

一部ではありますが披露させていただきますね。【左写真】

 

以前の簡易額縁【右写真】と比べてみます。(ありがとう。以前の額縁さん)

いかがですか。

 

「絵本の原画っぽい」

「シリーズっぽい」

「かわいい!」

「オシャレ!」

(私の語彙が貧し過ぎて辛いですが)

 

どうですか!

いかがですかーーー!!(興奮)

 

これで『ジュエルっ子プロジェクト』最大の準備が完了しました。

いつだって『対話型絵本原画展』に出かけることができます。

 

皆さま、心からお礼を申し上げます。

本当にこのたびはありがとうございました。

 

おかげさまで、お問い合せも頂戴するようになりました。

地域の「人権関連イベントへ」という内容です。

 

確かに「生き方の多様性」「性の多様性」を、難しい言葉を使うことなく感性に語りかける方法として最適ですね。

皆さまの地域から「望まない形でのひとりぼっち」がなくなりますように。

 

お問い合せはお気軽に。ご予算との兼ね合いもご相談ください。

jewelkko@gmail.com

 

この後も、報告させていただけることが続きます。

またすぐにお目にかかりましょう。

皆さま、どうぞ心身ともにあたたかい毎日をお過ごしくださいませ。

 

愛と感謝をこめて

濱田アキ


草津市図書館にジュエルっ子物語を寄贈しました

2016/11/22 13:56

みなさんこんにちは。お久しぶりの犬飼です。

 

只今、リターン品の濱田アキ朗読DVDを全力で製作しております。

お待たせしてしまっている方々申し訳ありません。

どうしてもいいものにしたくて、一旦完成したもののデータを

文字が見にくかったので、すべて作り直しました。

もうしばらくお待ちください!

 

こういう過程でも、相談に乗っていただいたり、たくさんの方々に支えていただいています。

 

本当にありがとうございます。

 

そして、昨日、草津市の図書館にジュエルっ子物語の絵本を寄贈してきました!

内容をお話ししたら、色々と興味を持って聞いてくださったり、どの棚に置くのがベストなのか、検討してくださったり、ありがたいです。

私たちは、LGBTの方だけでなく、たくさんの人の手に取っていただきたいので、大人の絵本のコーナーを希望してきましたが、カテゴリーに分けるのは、図書館の意向に従うので、どこに置いてもらえるか、また見に行ってみようと思っています

 

最後にFAAVOのページに載せたいのでお写真いいですか?と聞いたら

撮らせてくださいました。

とても柔らかく、柔軟に対応してくださり、最近の社会での「男女」の区別が緩和してきている話をいろんな例えで話してくださいました。

 

こうやってひとつひとつの、今回のプロジェクトの「公約」を実行していく中でも、いろんな方々と話せて、少しづつ世の中が柔らかくなってゆくきっかけになるといいなぁ。

 

今回のクラウでファンディングで製作した絵本は、販売用ではなく、対話しながら寄贈して回るための本なので、なるべく一般の方が手に取れるような場所へ置いていきたいと思っています。

 

図書館の検索システムに乗るには、1週間くらいかかるそうですが、本自体は、もう、今日から置いてあります。草津市の図書館にお出かけくだされば、借りて、しばらく枕元に置くことができます。みなさんに、大切に読んで、大切に共有していただける物語になればと思います。

 

なお、ジュエルっ子は自費出版の絵本なので、

あまり借りる人がいない場合、書庫の方へ行ってしまう可能性もあるとのことなので、

みなさん、ぜひよろしくお願いしますね。

 

あ、でも、書庫に行っちゃっても、検索システムで探して、窓口で言っていただければ、ちゃんと借りれます。よろしくお願い致します


「感謝の集い」を開催いたしました。

2017/01/23 08:32

濱田アキです(右)。

いつもお心を寄せていただき、ありがとうございます。

 

先日1/14(土)、クラウドファンディング達成記念「感謝の集い」を開催いたしました。

(支援者の方々は、特設サイトに詳細をアップしていますので、ぜひご覧くださいませ(パスワードはメールでお送りしています))

 

 

「感謝の集い」の会場

会場は、やはりプロジェクトが生まれた場所、「草津市出会いのひろば」様に決めました。

 

支援者の方々に感謝をお伝えしたいのはもちろんのこと、せっかくお越しいただくのですから、プロジェクトが生まれた出会いのひろば様の様子も体験していただきたかったのです。

 

「感謝の集い」で行ったこと

1)出版した絵本のお披露目

2)ご支援いただいた額縁で原画の展示

3)『対話型原画展』の全貌を披露

 ①犬飼美也妃のパフォーマンスアート

 ②濱田アキの絵本朗読

 ③懇親会

 

プロジェクトの成長

クラウドファンディングを通して、様々な分野の方と出会い交流することによって、自分たちのプロジェクトを色々な角度から眺めることができました。

 

私たちの表現を通して「丁寧に対話をする場」を提供し、訪れた場所が「性の多様性」を体感できるようになること。それによって訪れた地域が「ひとりぼっちさん」をフォローできるようになること。

 

そのような使命をひしひしと感じました。

 

【最後の写真】プロジェクトを全面的に支えて下さった草津市障害者福祉センター長・神門浩さん(右から2人目)と、活動をする中で出会った滋賀県出身バンド『JERRYBEANS(ジェリービーンズ)』の八田典之さん(左端)・山崎雄介さん(右端):JERRYBEANS(ジェリービーンズ):学校や施設を中心に、不登校体験を語る「講演LIVE」という形の音楽活動を精力的にされている滋賀県出身の3人組バンド

 

ここからがスタート

皆さまのご支援・応援によって、私たちはスタートラインに立つことができました。

 

これから、この『対話型原画展』をどのように動かして行くのか、また絵本はどのように展開して行くのか(増刷・販売の目途はまだ立っていません)、課題は残されています。

 

しかし、これからもこの期間中に活動したことと何ら変わることなく、出会った方々と丁寧に対話して行くことによって、少しずつ私たちの考えていることを広げて行きたいと思っています。

 

収支のご報告

 1)皆さまからの支援金:622,000円

  (目標金額50万円に対して達成率124%)

 2)支出

  a-FAAVOへの手数料:93,300円

  b-原画データ化:87,480円

  c-額縁:160,041円

  d-絵本出版:202,486円

  e-その他経費:78,693円

 

今後のお知らせは

『ジュエルっ子プロジェクト』の動き(Facebookページ)

 https://www.facebook.com/jewelkko/

 

『ジュエルっ子プロジェクト』のお問い合せ・お申込み https://cocorotte.jimdo.com/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%A3%E5%AD%90%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88/


名古屋市図書館に寄贈しました

2017/02/26 00:04

みなさんこんにちは。

絵を描いている方の犬飼です。

 

作者のゆかりのある場所の図書館の方が書庫に入らず、棚に並べてもらいやすいとのことで、犬飼のふるさと、

名古屋市図書館に絵本「ジュエルっ子物語」を寄贈してきました。

 

 

そして、先日、やっと、名古屋市図書館の検索エンジンに登録されました!

絵本自体は、北図書館にありますが、

 

これで、名古屋市内にお住いの方なら、ネット予約し、最寄の区の図書館で借りられます。ぜひ、手にとって、ジュエルっ子物語を味わってください。

 

早速、子どもたちと図書館でじっくり見ました。

タクがぴったりはまったハートからあったかい気持ちを吸い上げるフラワーアキちゃんの様子を、小さな子どもと一緒に、指で辿りながら見ました。こんな気持ちになれる人に、出会えるといいね。

 

現在、ジュエルっ子物語が読める場所は、

・滋賀県草津市の図書館

 http://www.city.kusatsu.shiga.jp/manabutanoshimu/toshokan/index.html

・滋賀県草津市の「出会いのひろば」

 http://shinshinren.or.jp/deainohiroba/

・滋賀県近江八幡市の「co-ba OMIHACHIMAN」のゲストハウス「MACHIYA INN」

 http://tsukuruba.com/co-ba/omihachiman/

・愛知県名古屋市の図書館

 https://www.library.city.nagoya.jp/

の4か所になっています。

滋賀県の方、名古屋市の方、是非是非、読んでみてください。

 

「ジュエルっ子物語」がたくさんの人と、出会いますように。


大阪市立図書館で『ジュエルっ子物語』貸出開始!

2017/04/26 01:56

大阪市立中央図書館司書の岩佐さまと

 

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皆さま、いかがお過ごしですか?

『ジュエルっ子物語』のお話を書いた方の人、濱田アキです。

 

このたび『ジュエルっ子物語』が大阪市立図書館で貸出を開始することになりました。

 

実際に置いていただくのは大阪市西区の大阪市立中央図書館ですが、大阪市の各区にある地域図書館、また移動図書館にも予約して取り寄せることができます。

 

大阪市立中央図書館でのジュエルっ子の居場所は、地階の「ヤングアダルトコーナー」です。

性別の違和感や思春期頃の心理状態を表現した内容ということで、中高生を対象としたコーナーに決定しました。

 

しばらくは新刊図書コーナーに並びます。ぜひご利用ください。

 

限られた冊数ではありますが、必要とされる方の元にジュエルっ子がたどり着きますように。

 

4/26現在『絵本・ジュエルっ子物語』が読める場所

 1)滋賀県草津市『出会いのひろば』

 2)滋賀県 草津市立図書館

 3)滋賀県近江八幡市『MACHIYA INN』(近江八幡まちや倶楽部内)

 4)名古屋市図書館

 5)大阪市立図書館

 6)濱田アキ・犬飼美也妃が1冊ずつ所有(お声掛けくださいね)

 

先に図書館入りしていたジュエルっ子の様子をそおっとのぞいていますが・・・

いつのぞいてもほぼ「貸出中」状態です。(ありがとうございます!ご感想などお寄せいただければ大変嬉しいです!)

 

アキとジュエルっ子は、今どんな方と出会っているのでしょうねーー